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2008年3月

2008年3月30日 (日)

桜と、四季のない国での記憶

まだまだ肌寒いですが、東京はこの週末、桜が満開に。出遅れては行けない!と早速、花見に行ってきました。場所は、王子近くの飛鳥山公園。

大学が飛鳥山公園の近くにあったので、学生時代、授業をさぼってこの公園で花見をしたことも。また、大学の近所にはソメイヨシノで有名な染井霊園もあり、夜桜見ながら墓地を歩いた思い出なども、ちらりと頭をよぎります。春になるとふと思い出す、若き日の思い出ですね。

ところで、3年半前まで常夏のシンガポールに住んでいたのですが、四季がないためか、多くの多くの大切な思い出があるのに、それぞれの出来事がいったい何年前の何月のことだったのか?全く思い出せません。

日本での出来事なら、5年前のことも、10年前のことも、桜の季節だったな、とか、梅雨だったとか、雪が降っていたなどと、その時々の風景、気温、服装などで、季節の感覚とともに思いだすもの。

たとえば、このマンションを見つけたのは、じめじめした梅雨の季節で、入居したのは、長袖を着始めた9月だったなあ、などと。なのに、シンガポールで体験したことは、一体何年の何月だったのか?さっぱり思い出せないのです。

たとえば、ウチのネコ。シンガポールに住んでいる時に地元の方から貰ったのですが、この子が一体いつウチにやってきたのか?全く思い出せません。…つまり、この子の年齢が分らない・・・どんな出来事を振り返っても、記憶の背景にあるのは、蒸し暑い空気と、ヤシの木、ブーゲンビリアの花。


唯一、シンガポールでの出来事を振り返る時に使えるのが、「転職歴」。シンガポールは「ジョブ・ホッピング」といって、より良い条件の職場があれば、どんどん転職する転職王国。イエカエルもこの国柄にしっかり馴染んで、日系電機メーカー→地元の出版社→日系ニュース通信社と、4年半で3つの職場を転々としました。たとえば、ネコを貰ったのは、通信社に勤めていたころだから、02年10月以降だな…などと計算します。ただ、この方法も何年何月まで特定するのは難しく…。

転職歴のほかにも時間軸を特定する基準となるものがあるとしたら、「9.11」と「SARS」。私がシンガポールに滞在していた2000年−2004年に、この2つの世界を揺るがす出来事が起き、シンガポール、そしてシンガポールに住む私にも大きな打撃・衝撃を与えました。(シンガポールではSARSで30人強の死者が出たほか、騒動の際は日本への帰国もままならない状況でした)それぞれの出来事によって、私自身の心や行動に大きな変化が起こったので、その当時の自分の心の在り方を振り返れば、それが9.11の前か後か、そして、SARSの前か後かが分かり、時間を特定する助けになることもあります。

上記の判断基準を駆使すると、ネコがうちに来たのは9.11後、2回目の転職後で、かつ、SARS前=2001年10月〜2003年2月に絞られます。なので、ウチのネコは今、5歳〜7歳の幅があるわけです。(飼い主なら覚えておけ!という感じですが)

…一方で日本では、春・夏・秋・冬の季節を、景色と気温と匂いなどを通して五感で感じるので、思い出が時間の感覚とともに体に刻まれるんだなあ…花見をしながらそんことを考えました。

2008年3月25日 (火)

昔の恋人に会いに…

私にとって、韓国は「昔の恋人」なのかもしれません。

ぶらり♪韓国旅行のブログを見て、90年代前半に一緒に韓国語を学んでいた友人からメールをもらいました。懐かしいですね…shineあの頃の私を振り返ると、自分ひとりではなんともできない日韓の歴史や政治のうねりの中で、とっても背伸びをして韓国を頭で好きになろうと努力をしていました。

19歳で初めて訪れた韓国の印象はただただ強烈。原色で彩られた建物、真赤で激辛の料理たち。暴走する市内バス、喧嘩するように自己主張をする人々。歴史とか、文化とか、そんなものが自分の頭の中から吹っ飛んで、気づいたら、あのディープな世界にはまっていました。長距離バスに乗って一人で田舎町に行ったり、韓国の学生たちと山小屋で過ごしたり。何かに取りつかれたように韓国三昧な学生時代でした。

あれから、10年以上。もう韓国とは無縁の生活をしているけれど、今でも忘れられないヒト。当時、留学をしたくてしたくて、でも、親の反対で諦めた苦い思い出も。今回の韓国旅行は、昔の恋人に会いに行く旅だったのかもしれません。今どきな韓国の景色の中に、昔の恋人の面影をついつい辿っている自分がいました。

▼「この家で40年」と書かれた店。
繁華街明洞の真ん中で昔ながらの店構えを守っている店を見つけました。90年代前半はこんな店ばかりでした…TAKE OUTの文字が今な感じ。


▼綿菓子売りのアジョッシ


▼南大門市場の叩き売り。
今も昔もアジュンマたちが群がります。


▼オバサマの永遠の恋人?ヨン様靴下…
当然、昔はなかったなあ、こんなもの。


また、第2次韓国ブームが来そうな雰囲気です

2008年3月24日 (月)

仕事帰りにぶらり韓国!

仕事帰りにぶらり海外旅行へ…がマイブームです。先日の台北に続き、この週末はソウルへ行ってきました!90年代前半に韓国にはまり、韓国語を専攻してしまった「早すぎた韓国マニア」のイエカエル。実に、3年ぶり、13回目の韓国です。92年に初めてソウルを訪ねてからは16年の時がたっていて、見るものすべてが感慨無量。ぶらりと訪れた割には、これまでの人生を振り返るきっかけとなりそうな旅にもなりそう…です。

さて。仕事帰りと言っても、実際には金曜日の17時に会社をいそいそと早退し、羽田発でソウルへ!羽田発って、近くてほんとに便利!!しかし、羽田の国際線ターミナルは、まるで地方空港のようでした…

1時間45分でソウル・キンポ空港着!学生時代には縁のなかったカジノのあるホテルに泊まってみよう!と、ウォーカーヒルのシェラトンへ。カジノは中国人が多いようですね。もともとかけごとが嫌いなイエカエルは見学しただけで退散です…。despair

2日目の土曜日は、繁華街の明洞などを散策。日本語の看板が氾濫し、J−POPが流れる…90年代前半は、日本語の歌は聞いてはいけないもの。露天商が違法コピーテープを並べてこっそり売っている時代でした。隔世の感です。

南大門市場を散策後、先日放火で全焼してしまった南大門(崇礼門)跡へ。この門を見上げる度に、ああ、ソウルにきたんだと感じる、まさにソウルの象徴のような建造物だったので、跡形もない風景に涙がこみ上げてきました。跡地には再建を祈願する祭壇が設けられていました。

景福宮で李朝時代の官吏の交替式を再現したイベントを見学。かつては朝鮮総督府の建物が建っていた場所。取り壊されてから初めての訪問です。あの建物が風水の気の流れを止めている、という話もありましたが、確かに取り壊され、北部の山がくっきりと美しく見える今、街の風景そのものが晴れ晴れとしたものに感じました。

最近は若者の集まる街になっているけれど、もともとは磁器や筆、紙のお店が集まっていた仁寺洞を散策。昔から大好きな街です。

梨泰院で牛カルビなど。学生時代は豚カルビや鶏カルビで満足していましたが、オトナになったので、贅沢をと…ただ、正直なところ、高いだけで、イマイチ。失敗…

2日目に張り切りすぎたので、3日目の日曜午前はホテルでのんびり。ホテルの近くの伝統家屋でおかゆのブランチ。


14時にキンポ空港へ。百貨店あり、映画館アリ、フードコートあり!のまるで複合商業施設のようになっていてビックリ!


…駆け足の3日間でしたが、十分堪能!できました。
学生時代に韓国語を勉強し、1週間とか2週間単位で10回以上韓国を訪れていたのですが、社会人になってからは興味が東南アジアや中国に移り、しばし韓国から心が離れていました。あまのじゃくなので、韓国ブームになると、急に熱が冷めてしまったということもあるかも…。なので、今回、久し振りに訪れた韓国の変貌にただただ驚くばかり。自分が知っている韓国ってなんだったんだろう、と自問自答する旅となりました。ぶらり韓国、今後もクセになっちゃうかもheart02です。

2008年3月16日 (日)

世界で一番好きな国は?

これまでいろいろな国を旅しましたが、どこが一番好き?と聞かれると決まって「ラオス」と答えます。

そんな、ラオス好きが集まる「ラオスファンクラブ」のパーティーに行ってきました。西麻布にあるラオス大使館に初潜入!です。

ラオス好きってこんなにいたんですね…

ラオ料理。仏領だったので、フランスパンがおいしい。エスニックな味との組み合わせが絶妙!

好きな国はほかにもたくさんあるのですが、ラオスは初めて行った時に、びびっと来ました。この国に何か関わりたくてラオスの小学生の奨学金支援をわずかですが行っていて、3年前にはその子に会いに田舎の農村まで行ってきました。数日間電気も水道もない村のおうちにホームステイさせていただいたので、未だに身近な国として自分の中残っているのかもしれません。

5年間東南アジアでかなりどっぷり現地になじんだ生活をしていたのですが、日本に帰国して、もうすぐ4年目に。気づいたら、ごくごく普通な東京暮らしをしていて、ふとした瞬間にアジアでの暮らしが懐かしくなる今日このごろです。

2008年3月 4日 (火)

バツイチ改め、事実婚だよ♪ハッピーシングルライフ

バツイチがウリのイエカエルですが、実は気づいたら事実婚してました。事実婚は、一体いつから成立するのか?わかりませんが、居酒屋を借り切って周囲にカミングアウトしてから、今日でちょうど1周年になるので、3月3日が事実婚記念日ということで、ブログでも初カミングアウトしてみました。

結婚→離婚すると、紙切れとハンコの意味がよくわからなくなり…。気づいたら、籍は入れてませんが、マンションのローンを他人同士で一緒に支払う仲に。お互い、借金の連帯保証人ということで、婚姻届よりもめんどくさい?関係かもしれません。

20時半ごろ、「今日、結婚記念日なので、先に帰っていいすか?」と職場で言ったら、皆が一瞬引いた後、「前のだんなさんとの記念日ですか?」と…。そんなもん、祝うワケないでしょ!!結婚してないので、結婚記念日とはいえないけれど、といって何と言えば…ちょうど、トラブルちっくなことも発生している中で、早く帰るためには、まあ、結婚記念日が分かりやすいかと。

…ということで、てっとり早く、オフィスのすぐ隣の某ホテルのバーで1周年のお祝いをbar。まるで、おウチのような空間です。




ちなみに…事実婚から1周年たちますが、いまだ、法的には独身。
先日も人間ドックの診察シートに、
①未婚 ②既婚 ③離別
とあり、①でも②でもないので、③に○しました。
イエカエルのステイタスは、独身で、離別の身なので、多分、これからも「ハッピー・シングルライフ」なんだと思います。引き続き、楽しみたいと思います♪

2008年3月 3日 (月)

森の幼稚園で夢が再燃!

毎週楽しみにしているウルルン(毎日放送の「世界ウルルン滞在記ルネサンス」)、今週はドイツの「森の幼稚園」がテーマでした。森の幼稚園とは、敷地や教室がなく、まさに森の中で自然に囲まれて子供たちが活動するという画期的なもの。

昨年9月、環境教育や行政に興味があってドイツ一の環境都市と呼ばれるフライブルグを旅行で訪れたのですが、実はイエカエル、そこで「森の幼稚園」を目撃!してました。

フライブルグ郊外にある環境教育施設「エコ・ステーション」併設のビオガルテンが子供たちの幼稚園となっていて、先生の指導のもと、子供たちがナイフで木の枝を削りながらオモチャを作ったりしていました。

▼フライブルグの環境教育施設、エコ・ステーション


▼ハーブなどの植物を育てるビオガルテン

自然の中で育つっていいなあ…。
私自身、10代前半をドイツで過ごしたのですが、ライン川のほとりで野うさぎを追いかけたり、森を散歩したり…思えば自然に囲まれた生活でした。

森の幼稚園を見ながら、子供の頃からの夢だったクラインガルテン(市民農園)への憧れが蘇ってきました。箱庭のような小さなお庭にかわいい小屋がついた市民農園。ドイツに住んでいたころから、クラインガルテンをいつかやりたい!と思っていたのですが、森の幼稚園をテレビでみて、夢が再燃してきました。子どもだけでなく、大人も自然とたわむれることで、こころのゆとりにつながると思うのです。

日本では難しいよなあ、と思っていたけれど、最近、市民農園や貸菜園をよく目にするようになりました。最近では、世田谷のアグリス成城が話題。都内で家庭菜園ができるところを探してみましたが、自治体提供のものは住民でないと利用できないところが多いようですね。ちょっと遠いけれど、アグリス成城は、民間経営なので、申し込めそうです。週末に成城に見学に行ってみようかな〜。にわかに盛り上がってきたイエカエルでした。少なくとも、来週末はベランダくらい緑で飾ってキレイにしようっ!

2008年3月 2日 (日)

ネコの目線

うちのネコの定位置。


同じ目線でのぞいてみました。

きゃあ、メゾネットの地階が眼下に…高さ、5メートルくらいでしょうか。
のぞいてみると結構コワイです。

ネコはやっぱり高いところが好きなんですね。

オウチに中国茶コーナー開設!

オウチの居間の角に中国茶コーナーを作ってみました。
ホントはPCデスクなんですが、それっぽくないですか?

イエカエルご自慢の中国茶グッズは3年前、上海に2か月プチ留学をしている時に買い集めたもの。当時は、日本に帰国したら中国茶屋さんをやろうかと真剣に考えたりして、茶葉市場や茶器市場に買い付けに行ってみたり…そんなこともしてたなあ、と今思い出しました。
(※右の茶筒は日本のです)

実はこの茶壷、スゴイんです。茶壷といえば、中国・宜興の紫砂を使ったものが最高級といわれているのですが、上海で売っているものは偽物も多い。ホンモノを買うには、宜興まで行くしかない!と思い、上海から列車で1時間程度の無錫からバスで2−3時間(だったと思う)の宜興までわざわざ足を延ばし、工房の作家本人より購入した・・・という曰くつきの茶壷たちです。

木製の茶盤やヤカンもプロっぽくて気に入っています。日本や上海の土産物やで買うとこの茶盤も結構なお値段だと思いますが、問屋さんで値切り値切って購入したので、かなりリーズナボー!茶杯も上海の問屋街でまとめて購入したのでかなりお安く買えました。縦長の聞香杯というお茶の香りを嗅ぐためのカップもあるのですが、どこにしまったのやら、見つからず…

先日の台湾旅行で、しばらく封印していた中国茶熱が復活!また、茶器購入の旅に行きたくなってきました…

ちなみに宜興に行くツアーなんてないだろうなあ、と思ったら、なんと1件ありました!かなりマニアックです…
宜興へ行くツアー

私が行ったときは、ガイドブックにも載っていなくて、ネットで調べながらの珍道中でした。ちなみに、好きなものについては、そのルーツをたどり、現地に行って買うことにこだわってしまうイエカエル。紹興酒が大好きなので、上海からバスで4時間くらい(だったかな?)の紹興に行ったり、ベトナムのバッチャン焼が好きなので、ハノイから運転手付きの車を借り切ってバッチャン村まで行ったりもしました。

紹興も探してみたら日本からツアーでも行けるんですね。
紹興へ行くツアー

便利な世の中です。ネットがあれば中国茶も甕入り紹興酒、アジアン家具も、日本にいながらぜーんぶ入手できてしまう。…でも、なるべく現地購入主義にこだわりながら、好きなもので溢れたオウチにしていきたいな、と思います。

肉まんパーティーと「肉ケーキ」

オウチで、手作り肉まんパーティーしました!恒例のパン教室の一環で、モチロン皮もあんも手作り!です。肉まんの皮はもちもちとやわらかく、1時間くらいでぷくぷく膨れてくれました!

手作りあんを詰めて、蒸し器で10分蒸かすと、出来上がり!

肉汁たっぷり!


そして!パン教室のメンバーのお誕生日ということで、なぜかお子様ランチと巨大ハンバーグでできた「肉ケーキ」でお祝い!イエカエルとパートナーの1周年記念のお祝いともなりました!


この日のためにネット通販で購入した甕入り紹興酒は、蓋が石膏で塗り固められていて、開けるのに大騒ぎ。4人がかりで、石膏をたたき割り、くずを掃除機で吸い取りながらようやく開封。

石膏の粉が紹興酒の中に落ちてしまい、慌ててラップをかける…

最後はイエカエルが中国や台湾で買い集めたお茶セットで中国茶を。


今日のパーティのテーマは「チャイナ」のはずだったんですが、肉まん、肉ケーキ…と、気づいたら「肉パーティー」に…これまでになく「にくにくしく」も楽しい夜でした!

プロフィール

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イエカエル

イエカエル

住宅情報ナビの元編集部員。バツイチ★30代女性。引越し17回、ドイツ、シンガポール、オーストラリア、中国での生活経験有。遊牧民的人生を送ってきたため、定住できる家を買うのが子供の頃からの夢。06年、ついにマンション購入!08年10月より、持家を残して上海転勤に…。